湾仔(Wan Chai)シリーズ、
一旦、これにて完結です〜。
結びは、前回の投稿に登場した、
石水渠街(Stone Nullah Lane)にある、
と呼ばれる施設!!!
皇后大道東(Queen’s Rd. East)から望むと、
左手に見える、名前のまんまのブルーの建物がそれ。
2、3年くらい前だったかな、
偶然、ネットで見かけて、気になって行ってみたら、
改修工事が行なわれていて、以前の姿は拝めぬままに…
寂れたブルーが印象的だった、この建物も、
鮮やかなブルーに生まれ変わったのでした!
ネット上でしか見ていないけれど、
寂れたかんじも案外よかったのよ〜。
T型の道路標識に萌え♡
目の前に座るばあさまが可愛い♡
今回、初めて中にも入ってみました〜。
「香港故事館(Hong Kong House of Stories)」とあるし、
Googleでは、「博物館 / 美術館」のカテゴリーだったので、
大層なものを想像しておりましたが、
小さなイベントスペースのような印象を受けました。
春節(旧正月)前ということもあって、G/Fでは、
それにまつわるイベントをしておりましたよ。
こちらのおばちゃまは、
「利是包(レイシーバオ)」と呼ばれる、
香港のお年玉袋を使って、ランタン作り〜。
おじちゃまは、毛筆を〜。
こちら、「春聯(チョンルン)」といって、
中華圏における春節の風習の一つ。
赤い紙に、縁起がよいと言われる言葉を書いたもので、
家の入口などに対にして貼るのが一般的。
(参照:Wikipedia『春聯』)
ちなみに、「福」を逆さにして
飾っている場面をよく見かけるのですが、
これには、
「福が降りてきますように」
という意味が込められています♡
ちなみに、「利是包」のランタンも、
「春聯」も、どちらもフリーらしい、驚。
しかし、香港のお年寄りは、本当に元気!
わたしも、こんなふうに生き生きと、
可愛らしく年齢を重ねたいものです。
はてさて、「藍屋」の一部に、
お土産コーナーもございまして、
それが、悶絶級だったのですーーー♡
毎日、たっぷりノートタイムをとるわたしにとって、
この香港モチーフのノートがたまらんでして!
即決で、「押」ノートを購入。
香港でよーーーく見かける「押」マーク、
こちら、何のことかわかりますか?
実は、質屋さんのことなのだとか!
こちらのおじちゃまが、「藍屋」について、
一生懸命説明してくださって、
「1922, Tong Lau」
とおっしゃるから、てっきり、
Tong Lauさんが住んでいた建物なのかと思ったら…
「Tong Lau」とは、「唐樓」のことで、
19世紀後半から1960年代に、
香港・台湾・華南地域・東南アジアに建てられた、
「長屋」を表す言葉だったみたい、笑。
「藍屋」も、その隣の「黄屋(Yellow House)」も、
お近くにある、「慶德樓(Hing Tak Bldg.)」も、
ぜーーーんぶ「唐樓」っちゅうことだね!
現在も、上の階はフラットになっていて、
住んでいる方々がいらっしゃるのだとか。
皇后大道東にある、「慶德樓」。
リノベーションを行なっていたのは、
この一帯の再生プロジェクトのためで、
「藍屋」の主な目的は、
有形&無形の文化的、歴史的資産の保全らしい。
指定日には、英語でのツアーも行なっているそう!
今回は、そんなことも露知らず、
おじちゃまとおしゃべりして、
いろいろ教えてもらったのですが、
今度、改めて、このツアーに参加してみようかな。
敷地内に、カフェや雑貨屋もあって、
もっともっとゆっくりできそうな場所でした〜。
どんどん新しく塗り変わってゆく、
パワフルな香港も好きだけど、
独特で、素晴らしい文化を
形成してきた土地でもあるから、
それを残してゆくことも大切だと思う。
その新旧の両方が、しっかり共存できるところが、
香港という場所の大きな魅力なんだろうな〜。
この日は、ランチで伺った
レストランの店員さんも優しかったし、
「藍屋」の皆さんも、非常に親切で、
この先の香港生活が、
改めて楽しみになるのでした♡
香港、いいところよ〜。
もしお役に立てたら、
ポチッとお願いします♡
藍屋(Blue House)
住所:G/F., 72A Stone Nullah Lane, Wan Chai
電話:(852)2833-4608
ウェブ:https://vivabluehouse.hk/
地図:https://goo.gl/maps/vy6sYx8hogZthRgTA
最寄駅:MTR湾仔駅
* 「地図」には、Googleマップのリンクを貼っております。
気に入ったもの、気になるものがございましたら、
ぜひ場所を保存などして、観光ルートを考える際にお役立てください。
* 投稿時の情報のため、変更になっている場合もございます。
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